2012年01月28日

恐竜の直近の祖先は2足歩行

福井県立恐竜博物館の久保泰主事が、恐竜に進化する直近の祖先について、2足歩行の可能性が高いとする研究論文をまとめ、同博物館紀要に発表した。直近の祖先については、2足歩行か4足歩行かで研究者の間で議論が分かれており、今後の恐竜進化の解明に影響を与えそうだ。

 最古とされる恐竜の化石は、アルゼンチンの三畳紀後期(約2億3千万年前)の地層からエオラプトルなど7種類が見つかっている。

 この一つ下の地層から化石が発掘された肉食のマラスクスなど数種類の小型動物が、恐竜の祖先に近い動物とされ、歯や手、足の化石の特徴などから恐竜の祖先は、肉食で2足歩行の可能性が高いと考えられていた。

 ところが近年、ポーランドや米国、タンザニアなどで、2億4千万年前~2億年前の地層からシレサウルス類といわれる4足歩行の草食動物の化石が相次いで発見された。マラスクスなどより恐竜に形状が似ていることなどから、「肉食で2足歩行」説は確実ではない状況となっていた。

 久保主事は恐竜の祖先の歩き方や食性を、初期の恐竜や恐竜に近い動物の系統をもとに推定する「祖先状態推定」という手法を用いて調べた。

 その結果、シレサウルス類は2足歩行の恐竜の祖先から枝分かれして4足歩行に進化した可能性が高く、恐竜の祖先は「2足歩行」の可能性が高いと結論付けた。食性に関しては、草食であった可能性が肉食の可能性と同じぐらい高いことが分かった。

 久保主事は「恐竜への進化は、約2億5千万年前にワニの仲間と分かれたころは4本足で歩いており、その後なぜ2本足で歩くようになったのか謎が多い。そうした研究にも広げていきたい」と話している。

 紀要には、地質、古生物分野で同博物館研究員7人を含む11人が七つのテーマで2011年の研究成果を掲載している。1150部を作製し、ハーバード大や英自然史博物館など国内外の630機関に配布する。


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2012年01月08日

恐竜弁当(福井県勝山駅 えちぜん鉄道)

福井県のえちぜん鉄道は昨年12月25日、勝山駅で「恐竜弁当」の販売を始めた。勝山市の助成を受けて業者が開発したえち鉄初の駅弁。同市は来年度から駅舎を改修し、観光拠点として整備する予定で、駅弁の登場は“恐竜王国”のPRに一役買いそうだ。

 食品製造販売のフレッグ食品工業(永平寺町)が作った駅弁は「恐竜のお話 鶏三昧(ざんまい)弁当」。恐竜の祖先は鳥類だとする学説にちなみ、鶏そぼろご飯、鶏照り焼き、鶏肉団子などを盛り付けた。大野市の上庄里芋、越前町のタケノコなど県産素材にこだわり、福井名物の水羊羹(ようかん)も付いている。

 恐竜の卵形容器にステゴサウルス、ティラノサウルス、トリケラトプスなどの恐竜フィギュア7種のうち1体が入って1500円。10月から北陸自動車道南条サービスエリアでのみ扱っていた。

 外箱もフクイラプトルなどのペーパークラフトになる凝りようで、同社の担当者は「米は勝山のコシヒカリを使った。県立恐竜博物館は県外に誇れる施設で、福井の食材とともにアピールしたい」と話している。

 恐竜弁当は駅舎内に展示ブースを設け、当面は土日祝日に窓口で限定販売する。年末年始は販売せず次は1月7日からになる。

 えち鉄営業開発グループでは「春の観光シーズンには数を増やすことも検討する。将来的には恐竜グッズなども置きたい」としている。予約販売の申し込みはえち鉄お客様相談室=フリーダイヤル0120(840)508。

2011年12月15日

来年は辰年 恐竜イベント色々あります福井県

福井県は1日から、来年の辰(たつ)年にちなみ“恐竜王国”を全国にPRする「恐竜年(たつどし)プロジェクト」を始めた。奥越の女性で専属のPR隊を結成して広報活動に当たるほか、辰年生まれの人の県立恐竜博物館(勝山市)の入館料を12月から3月末まで無料にする。

 県は恐竜博物館を中心とした恐竜渓谷一帯の来場者数として年間100万人を達成するとの目標を掲げている。

 PR隊「恐竜ガールズ」は水上なつきさん(19)=大野市、黒田恵利香さん(18)=勝山市、長谷川恵理さん(20)=大野市=の3人で結成。マスコミでの広報活動や各種イベントに参加する。

 辰年生まれを対象にした恐竜博物館の優遇措置は1日から実施。入館料(一般500円など)を3月31日まで無料にする。入館の際、本人や辰年生まれと確認できるものが必要。

 新春企画として同館では12月23日から1月末まで、恐竜時代の始まりとされる三畳紀(さんじょうき)の全身骨格標本3点などを展示する。恐竜グッズが入った「恐竜年福袋」を1月3日から販売するほか、恐竜の絵を描いた年賀状を同館に送ると抽選で100人に館内の年間無料パスなどをプレゼントする。年賀状は1月10日の消印まで有効で、3月末まで館内に展示する。

早速恐竜の絵を描いて博物館に送ってみよう!

2011年07月12日

福井の恐竜 各地で大活躍

福井県立恐竜博物館(勝山市)のフクイサウルスの全身骨格などの標本を紹介する特別展「ダイナソー・ワールド」が7月9日、長崎市科学館で開幕した。本県が誇る恐竜を活用し、地域ブランド力向上や本県への誘客促進を目的に組織された「恐竜王国ふくい全国展開実行委員会」(委員長=勝木健俊・県観光連盟会長)の第一弾事業。今夏は長崎に加え、甲府市の山梨県立科学館、山口県宇部市ときわミュージアムの計3県で“福井の恐竜”が雄たけびを上げる。
開幕日には、同科学館の名誉館長でクイズ番組の司会などでおなじみの草野仁さんと、宮田さんとのトークショーも行われた。9月25日まで開かれる(休館日除く)。

 山梨県立科学館の特別展「太古の支配者」は16日から8月28日まで、宇部市ときわミュージアムの「植物進化と恐竜展」は17日から8月21日まで、それぞれ開かれる。


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2011年04月27日

福井県勝山市で新種の恐竜の化石発見か?!

福井県勝山市の県立恐竜博物館は22日、同市北谷町杉山の約1億2千万年前(白亜紀前期)の地層で、草食恐竜イグアノドン類のものとみられる左右の下顎(歯骨)化石を発見したと発表した。同じ地層で1989年に発見されたイグアノドン類のフクイサウルスとは違う特徴がみられ「新種の可能性が高い」としている。

 新種の恐竜と認められれば国内5例目(県内では4例目)となる。昨年7月19日から8月末まで行った発掘調査で発見した。

 下顎の大きさは左右ともに長さ26センチ、高さ12センチで幅は右4・7センチ、左3・7センチ。重なるように発見され、大きさ、形状がほぼ同じことから同一個体とみられる。フクイサウルスの下顎と比べると幅が狭くほっそりしており、筋肉が付着する突起部分の形状も長い。歯槽は21本あり、歯は左右で15本残っていた。

 下顎のほか、数メートル四方の範囲で骨盤の辺りにある坐骨(ざこつ)、胴椎(どうつい)や仙椎(せんつい)(腰の部分の背骨)、尾椎(びつい)(しっぽの部分の背骨)などが見つかった。これらの骨が新種のものか、フクイサウルスかは今後の研究で解明する。尾椎には肉食恐竜にかまれたとみられる穴や溝があった。体長は約5メートルあったとみられる。

 イグアノドンは2足歩行の中型の草食恐竜。白亜紀前期にはアジアで生息範囲を広げていたとされ、近年は中国やモンゴル、タイでも化石の発見が相次いでいる。

 今回の発見について、柴田正輝研究員は「アジア全域でいろんなイグアノドンが生息していたことや、白亜紀前期の福井の恐竜の多様性を示すことができる」と話している。

 化石は23日~5月10日の間、同博物館1階の「福井の恐竜コーナー」で展示する。

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2011年04月15日

脚もつクジラの先祖を展示中(複製)

福井県勝山市の県立恐竜博物館+は脚を持つクジラの祖先や巨大なウミガメの全身骨格化石3点(いずれも複製)を一般公開中。

 クジラは陸上で生活していた哺乳動物が水中生活に移行して大型化したとされ、足や背骨の形状、鼻の位置などから現在のクジラへ進化した過程を知ることができる。

 クジラの祖先の化石は2点。パキスタンで発見された4本足の「パキケタス・アトッキ」(全長2・5メートル)は、約5千万年前に川辺などで生活していた。耳の骨がクジラ特有の形状をしている一方、足首の骨はラクダやキリンのような偶蹄(ぐうてい)類の特徴があり、カバのように水中での生活が大半だったとみられる。

 エジプトで見つかった「ドルドン・アトロックス」は約4千万年前の初期のクジラ。4本足のパキケタスと比べると前脚はひれ状に変わり、後ろ脚は退化。しっぽを振って前進できるように背骨や骨盤の構造が変化している。北米などでも発見され、高い回遊能力があったとみられる。現代のクジラの直接の祖先に近いという。

 米国の約7千万年前の地層で見つかったウミガメ「アーケロン・イスキロス」は体長4・5メートル、ひれを伸ばした横幅は5・2メートルに達する。地球上に生存したカメの中で最大級といい、あごの構造からアンモナイトなどを食べていたとみられる。

 3点とも同博物館が過去に購入し、収蔵庫で保管してきた。2006、07年夏の特別展で披露したことがあり、今後は2階の「生命の歴史」ゾーンに常設展示する。

 一島啓人主任研究員は「巨大なカメの迫力と、クジラがどう変わっていったのか、進化のストーリーをぜひ見てほしい」と話している。


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2011年02月04日

大恐竜展 in 東京タワー

なんと あの東京タワーに世界の恐竜が集結するってー

これは行くしかないでしょ!

ということで

期間は 2011年3月12日(土)~6月12日(日) 会期中無休

時間は 午前10時~午後6時
(土・日・祝日、4/29~5/5のGW期間中は午後8時まで、入場は閉場の30分前まで)

場所は 東京タワー フットタウン1階特設会場

です。

話題沸騰!

是非お越しください。

ホームページはこちら

2010年11月20日

任天堂DS のスーパーカセキホリダー 監修で福井県恐竜博物館も参加

 任天堂DSのスーパーカセキホリダーというゲーム。 公式サイトはこちら

 このゲーム。

 掘り当てた恐竜のカセキをクリーニングし、その恐竜をよみがえらせバトルさせるものだけど

 そのゲームの中の「図鑑」の部分を福井県恐竜博物館が監修しています。

 

2010年07月06日

恐竜1000円銀貨(福井県)

 地方自治法施工60周年を記念して造幣局が発行する福井県分の1000円銀貨幣の通信予約申込みが7月20日まで行なわれている。 記念切手とのセットなど計3種類ある。
 福井県の1000円銀貨は純銀31.1gで、表にフクイラプトルなどが印刷されている。
 全部で10万枚鋳造される予定だ。
 ○Aセットが単体で6000円
 ○BセットはAセットが記念切手入り特製ケースに入って7800円
 ○CセットはAセットが特製ケースに入って7400円
の3種類となる。
 いずれも、消費税・送料込みである。

 申込みは
 〒539-0019
 郵便事業株式会社大阪支店造幣局
 福井千円係
 詳細は造幣局のホームページまで。
 問い合わせはハローダイヤル 050-5548-8686

 恐竜好きなら一枚は欲しいね。

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2010年07月02日

夏休みは恐竜博物館へ行こう(福井県立恐竜博物館)

 7月9日に開幕する福井県勝山市の福井県立恐竜博物館の特別展
「アジア恐竜時代の幕開け-巨大恐竜の進化」
に向け標本の設置作業が急ピッチで行なわれている。
 特別展では、中国の博物館が収蔵している全身骨格、頭骨、卵化石などの貴重な標本約100点が並ぶ。
 アジアの恐竜は約2億年前にタイに出現して生息範囲を全域に広げていったと考えられており、首と尾の長い草食恐竜・竜脚類を中心にアジアでの進化の過程を紹介する。
 夏休みは是非福井まで足を伸ばしてみよう。


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